ETFって何?投資信託との違いを4つご紹介します!
指数に連動する投資信託は初心者には始めやすくていいね。
そうだね。ただ指数に連動する投資銘柄として、ETFなんてのもあるんだよ。
ETF??
個別銘柄を購入する事自体は、悪い事ではありませんが、大量の資金が必要だったり、分散投資ができなかったりと、何かと難しい側面も持ち合わせています。
特に副業の一環として、資産運用をする場合は、日中の業務や家族の時間など、株価を常にチェックできない事もあります。
また 会社の業績や成長性を考慮し(ファンダメンタルズ分析)投資先を選定するのは、いかなプロでも難しいものです。
その為、 投資初心者へは投資信託をオススメしています。
投資信託が分からい!という方は、事前にコチラの記事も参考にしてみてください。
そして今回は、投資信託の中でも人気なETFについて解説します。
この3分ほどの記事を確認して頂けると、ETFへの理解だけでなく、投資信託との違いやどちらを購入すべきかが分かるようになります。
それでは、どうぞ!
そもそもETFとは?
まず初めにETFとは、Exchange Traded Fund( 上場投資信託)の略です。
投資信託とは、お金を託して運用をお願いする事です。
一番の違いは、上場しているという事!
通常あなたが株の取り引きをしたいと思ったときには、証券取引所でそれを行います。
ただし、会社が上場していない場合はその株を保有する事ができません。
このように株を自由に売買できる為には、証券取引所に上場している事が必要で、日本で一番大きな証券取引所が、東京証券取引所です。
証券会社は、この証券取引所で扱っている株式を一般の人向けに販売している企業です。
つまり、 証券取引所で株式と同じように取引ができるようにしている投資信託商品だと思って頂けると良いです。
ETFのメリット
ETFのメリットは、投資信託と基本的には同じですが、上場している点で優れる点もいくつか存在します。
ETFは投資信託のように、様々な銘柄の詰め合わせパックです。
例えば、日経225(日経平均株価)に連動するETFを購入した場合、日本の優良企業225社に投資したのと同じ効果が得られます。
資産運用の原則は分散投資ですので、ETFはそれだけで分散投資が行えるのです。
また、225社すべてに投資すると莫大な金額が必要となりますが、ETFは少額から始める事ができる為、初心者にオススメできます。
さらにETFの場合、上場している為、リアルタイムで株の値動きを確認する事ができます。
自分の欲しい金額で、売買できるのもメリットですね。
ETFのデメリット
ただそんなETFにもデメリットがあります。
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税金優遇制度を利用できない
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投資信託ほど少額ではない
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配当金を自分で再投資しないといけない
税金優遇制度としてiDeCoやNISAがありますが、残念ながらETFには対応していません。
この2つのお話は今後詳しく解説しますが、簡単に言うと投資で得た利益には税金が課せられます。
その額なんと、20.315%
例えばあなたが100万円儲けたとしても、約20万円は税金で取られてしまうのです。
- 100万円 × 20.315% = 20万3150円
(残る資金→ 100万円 - 20万3150円 = 79万6850円)
そして、 iDeCoやNISAは、この税金を払わなくてもよい制度なのです。
次に投資する金額ですが、投資信託の場合は安いもので100円から投資できるのに対し、ETFは市場価格を基に購入しないといけません。
配当金に関してですが、こちらは後ほど紹介します。
ETFと投資信託との違いを4つご紹介!
ETF自体は上記で説明してきたとおり、初心者にオススメできる良い商品です。
ただし、似て非なる投資信託がある以上、それと比較し、あなたに合ったものを選ぶ事が大切です。
次からは投資信託との比較をもう少し詳しく見ていきましょう。
上場している?上場していない?(非上場)
こちらは先ほど解説した内容になります。
値動きの確認のしやすさ、自分が保有しているETFがどれだけ利益がでているか、損が出ているのか、などの値動きをリアルタイムで確認できるのはETFの強みです。
投資信託においてかなり重要!コストの違い
投資信託における コストとは、各種の手数料です。
ETFにおける手数料は、インデックス投資よりも安く抑えられています。
ただし、最近のインデックスもかなりコストが抑えられた商品が登場している為、大きな差は無くなってきています。
投資に必要な額が大きく違う!
投資信託の場合、100円からとかなり少額から始める事ができます。
ETFは、市場の価格(1口当たりの金額)を基に購入する必要があります。
購入する銘柄によっては、最小取引が10口~といったものもありますので、数万円~数十万円くらいが必要な資金となります。
分配金や配当はどうなる?
配当金ですが、投資信託の場合は、 配当金を受け取るか再投資するかを選択できます。
(※配当を出さずに、ファンド内で再投資する商品もあります)
しかしETFの場合は、配当金を受け取るしかありません。
配当金を再投資する事で複利の効果が得られるので、必要に応じて、配当金をご自身で再投資しなくてはいけません。
複利に関する記事はコチラ
ETFと投資信託!あなたはどっち?
ETFと投資信託は、同じ指数に連動する商品だったとしても、その性質がそれぞれ異なります。
どちらがオススメという事はありません。
ちなみに私はどちらも保有しています。
ここからは、それぞれのメリットやデメリットを把握したあなたが決めるところです。
自分にとってどちらが良いのか。
今一度それぞれの違いを一覧で確認して見ましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ETFは投資信託とよく比較されますが、それだけ人によって意見が分かれるところでもあります。
ただし、 どちらであってもとても魅力的な投資先です。
投資の大原則は、分散投資です。
ETFも投資信託も、多くの銘柄を詰め合わせた商品ですので、投資初心者にはオススメできる商品です。
一言、アドバイスをするのであれば、両方を購入できるネット証券口座を開設されると良いでしょう。
この2つは、多くの投資信託、ETFを選ぶ事ができますし、手数料もかなり安く抑えられています。
きっとあなたに合った商品も見つかるはず!
大事なのは、自分で考え選ぶ事。
そしてそんなあなたをサポートする為に、このブログを書いています。
一緒に成長していきましょう。
しっかり勉強すれば、投資は怖くない。
自身をもって投資を始めてみましょう!
あなたの人生をより豊かに
それでは、こーへいでした。