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それ危険!家計でボーナスを充てにするな!脱出法と私の使い方を紹介

 

はあ、家計のやりくりが大変。

どうかしたの?

今年はボーナスが一部カットされるみたいで、家計のやりくりが大変なの。

家計をボーナスありきで考えるのはちょっと危険かな。

 

 

サラリーマンにとってボーナスの時期というのは、ワクワク、ソワソワ。

そんな気持ちでしょうか。

多くの企業で夏、冬に支給される事が多いボーナス。

中にはボーナスを充てにした生活設計を考えている人も多いかもしれません。

しかしそれは危険な行為です。

今回はそんなボーナスのお話から、家計で充てにしてはいけない理由、ボーナス依存からの脱出法をお伝えします。

この2分ほどの記事を読む事で、私が実践しているボーナスの使い方もお伝えしていますので、 ボーナスに頼った生活をしている人は、特にしっかりと確認してみましょう。

それでは、どうぞ!

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2020年冬のボーナス事情

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

夏のボーナスよりも、冬のボーナスをより多く支給する企業が多い中、今年はどうでしょうか。

今年は 年始早々にコロナウィルスが拡大し、入国制限やロックダウンといった経済活動に大打撃を与えた一年でした。

そんな状況の中、各企業でどのような支給がされたのか。

まずはそちらに目を向けてみましょう。

 

大手企業の平均ボーナス事情

まず初めに、東証一部に上場している企業のうち205社から回答が得られた集計結果によると、2020年冬のボーナス妥結額は、

  • 全産業平均 74万3968円

前年同期比でマイナス3.2%との事です。

(団法人 労務行政研究所調べ)

 

さすが大手企業といったところでしょうか。

 

大手企業でもボーナスカットが

しかしそんな中でもコロナウィルスの影響により業績が悪化し、ボーナスが一部カットや全額カットされている企業も目立ちます。

  • ANA       全額カット

  • JTB       全額カット

  • スカイマーク    全額カット

  • オリエンタルランド 7割カット

  • JAL       0.5カ月分

やはり 航空業界や、旅行や観光業は大きな打撃を受けてますね。

オリエンタルランドは、ディズニーリゾートを運営する企業です。

約4カ月もの休園で、現在も入園者数を制限しての運営です。

航空業界も厳しい状況が続いており、 東京羽田空港の利用者が、80%以上減ったなど、深刻な状況が続いています。

 

中小企業はボーナスの支給どころか経営維持が大変か

大手企業であっても、一部カットや全額カットが行われている一方で、中小企業はどうでしょうか。

事業所規模が5人以上の民間企業を対象に調査した結果によると、

  • 平均額 34万7806円

との事だそうで、対前年比マイナス10.7%も低下しています。

(シンタンク 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調べ)

 

やはりこうして見てみると、中小企業の落ち込みは、大手企業よりも大きいものがありますね。

中には経営維持の為に、ボーナス自体を支給していない企業もあるかと思います。

 

こうして考えると、 給与所得のみで生活をしていくなら、

  • いかに若いうちから勉強をして、

  • いかに大手企業に就職するかが重要

というのは、なんとなくわかる気がします。

 

しかし、 いかな大手企業であっても何が起きるか分からないという事を、今回のコロナショックで改めて感じました。

人気就職先で上位に入る航空業界のこの現状を誰が予想できたでしょう。

良い企業に就職して、定年まで安泰でいられる。

こうした考えはもはや古いのかもしれません。

 

 

家計でボーナスを充てにしてはいけない理由

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Marek StudzinskiによるPixabayからの画像

 

年間で2回の大きな収入となるボーナスの支給。

中にはそのボーナスを頼りに生計を立てている人も多いかと思います。

ちなみにボーナスの使い道で常に上位にランクインするのが「貯金」

しかしこの貯金の内訳は、将来への備えだけでなく、 生活費などの支出への備えでもあるようです。

ただ、家計でボーナスを充てにした生活設計をしている人は危険です。

その理由を2つご紹介します。

 

ボーナスには変動というリスクがある

ボーナスとは正式には「 賞与」とも呼ばれていますが、実はこの賞与、会社側にとっては支払う義務の無いものはご存じでしょうか。

会社側が支払いの義務を負うものには、「賃金」があります。

これはちゃんと労働基準法によって定められています。

つまりボーナスは、会社側の判断で支給するかしないか、どの程度支給するかを選べるという事です。

そんなこと言っても、今まではずっとボーナス出ていたよ。

ボーナスが出ないと、家賃や自動車ローンが支払えないよ。

こういった方も中にはいるかもしれません。

しかし会社側も経営を維持するという使命があります。

会社の経常利益が減ったら、業績が悪化したら、会社の経営が立ち行かなくなったら。

当然、 このような事態に陥ったら、どの企業でもボーナスのカットや、リストラといった、人件費の削減をせざるを得ない状況があるという事を理解しておく事が必要です。

 

生活が立ち行かなくなる危険性

ボーナスを家計の一部に計上していた場合どうなるでしょう。

何度も言うように、ボーナスは支給されるかは分からないものです。

中には、 ボーナスで住宅のローンを組んでいたり、自動車ローンや、各種保険の支払いに充てたりする方も多いです。

しかしこれは大変危険です。

ボーナスが支給されなくなる事は、実際に可能性としてあるのです。

今回がまさにそうでしょう。

ボーナスを充てにした支払いというのは、生活が立ち行かなくなる可能性が大きいです。

さらに毎月の支出が、収入を上回っている方もいらっしゃいます。

そしてそのマイナス分をボーナスで補填するという、使い方も同じように危険です。

 

 

ボーナス依存からの脱出法

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Jan VašekによるPixabayからの画像

 

いつ何が起きるか分からない中、ボーナスに依存した生活は大変危険です。

大手企業であっても全額カットされるものですので、 ボーナスに依存しない生活を心掛ける事が大切ですね。

では次にボーナス依存からの脱出法をお伝えします。

 

生活の水準を見直す事

まずボーナスを家計の充てにしている人は、生活水準が高い可能性があります。

そういった方に共通するのは、 収入と支出のバランスが崩れているという事。

アンバランスが生じている理由を考え、必要に応じて生活水準を見直す必要があります。

koheimoney.hatenablog.com

 

収入の一部を貯金に回す事

ボーナスを支出の備えにしている人は、貯金ができていない可能性があります。

  • 収入から支出を差し引いて、余ったら貯金

このように余ったら貯金をしている人は貯金が貯まりません。

貯金は収入が出たら、先取りで別枠に移しましょう。

  • 収入の一部を先取り貯金する事

ボーナスを支出の備えにしてはいけません。

あくまでも支出は、収入の中でやりくりするよう心がけましょう。

 

月々の収入内で生活する事

先取り貯金ができたら、その残った収入の範囲内で生活するよう心がけましょう。

この中には、住宅ローンや、自動車ローン、各種保険料なども含まれます。

つまり これらの支払い設定で、ボーナス払いをしないという事が大切です。

ボーナス払いをするという事は、確かに月々の支払額を安くする事ができ、生活が楽になるのかもしれません。

しかし ボーナスが支給されなくなった瞬間、生活が厳しくなる諸刃の剣でもあります。

よってボーナス払いだけは回避するようにしましょう。

このような話を聞いて、無理と思ったそこのあなた。

あなたは、今送っているその生活水準が、収入と見合っていないだけです。

その水準を維持したいなら、収入を増やすか、支出を減らすようにしましょう。

koheimoney.hatenablog.com

 

 

私が実践しているボーナスの使い方

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TumisuによるPixabayからの画像

 

収入の範囲内で生活ができるようになると、家庭内収支はプラスになり、なおかつ貯金が貯まるようになります。

つまり ボーナスがあってもなくても、日々の生活に困窮しなくて良くなるのです。

これは心の余裕、ゆとりにもつながります。

お金と心のゆとりは相関関係がある事で知られています。

まずは日々の生活を見直し、ボーナスに依存しない生活設計をしてくださいね。

その上で、私がどのようにボーナスを使っているかをご紹介します。

 

ボーナスを2つに分ける

まず私が実践しているのは、ボーナスが支給されたら得られた額を2つに分けています。

これは人によって、2つだったり、3つだったりしても構いません。

これは要するに、

  • 何に使う為の資金かを明確にする為

この為に分けるという意味です。

当然の事ながら、現金で分けるという事ではなく、銀行の口座を2つ以上保有し、そこに振り分けます。

ちなみに私の場合は、

  • 給与が入り、生活費を拠出する通帳

  • 給与から貯金を先取りし、生活防衛資金を確保する通帳

  • 副業収入用の通帳

  • 投資用の通帳

このように用途に応じて、銀行口座を分けて使っています。

この分けて使う事により、収支が明確に分かるようになりますのでオススメです。

 

一つはより良い生活の為に

2つに分けた資金ですが、これは家族との大切な時間や、幸せを買う為に使っています。

先ほどから、支出を減らす話や、貯金をする話ばかりしているので、守銭奴のように思われた方もいるかもしれません。

大事なのは、使う時にはしっかりと使う事です。

お金ばっかり気にしていたら、それは幸せではないと思います。

ボーナスで得られた資金をもとに、家族旅行や子供たちが欲しいもの、妻の願いを叶えてあげる事も大切なお金の使い方だと思います。

 

一つは貯金や投資に回す

そしてもう一つは 貯金や投資に回しています。

この貯金ですが、収入の一部を先取りして貯金に回していますが、それとは別に貯めています。

ただし貯めるというよりも、投資対象が出た場合に即入金できるよう保有している状態ですので、ほぼ投資用の資金と思って頂いてよいです。

やはり貯金としてお金を寝かしておくのは非常にもったいない。

自信のリスク許容度の範囲内で投資に回し資産の最大化を図る事は大切です。

ちなみに私の場合、これらの資金は投資信託で運用し、ほったらかしにしています。

コチラもぜひチェックしてみてくださいね。

koheimoney.hatenablog.com

 

 

まとめ

いかがでしたか。

今回はコロナ渦の中で注目されている、冬のボーナス事情をご紹介しました。

あなたの周りでもボーナスを頼りに生活をしている人は少なくないと思います。

しかし今回の出来事で、ボーナスがいかに不安定な要素なのかを改めて感じさせるものでした。

もしあなたがボーナスを、生活を支える柱として捉えているのであれば、今すぐ考え直す事が大切です。

そしてその脱出方法は、

  • 生活の水準を見直す事

  • 収入の一部を貯金に回す事

  • 月々の収入内で生活する事

収入と支出のバランスが崩れないようにしていきましょうね。

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Jill WellingtonによるPixabayからの画像

 

あなたの人生をより豊かに。

それでは、こーへいでした。

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