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あなたはどっち派!?長期&分散から考える全米株式VS全世界株式

 

この記事はこんな方にオススメ

インデックスファンド選びで悩んでいる方

投資信託で米国か全世界かで悩んでいる方

分散投資を検討している方

ほったらかし投資をしたい方

 

将来に向けて資産運用を始めようと思うんだけど、、、

いい事じゃないかな。

それでアメリカに投資するか、全世界に投資するかを迷ってるの。

んー。これは難しい質問だね。それを買っている人たちの理由や思い、意見はどちらも共感する部分が多いからね。

 

将来に向けて、資産形成を。

老後をより豊かに過ごす為に投資を。

このように言われ始めて、徐々に投資を始める人が増えてきているのは事実です。

しかし一方で、何に投資したらいいか分からない。

結局、銀行員や証券マンのオススメした商品を購入してしまう。

そんな事も耳にします。

そこで今回は、 長期投資に向けての資産運用として、米国株に投資するべきなのか。

それとも全世界株式に投資するべきなのか。

このような内容をお伝えしようと思います。

ちなみにTwitterでこのような質問を投げかけてみました。

皆さんいかが思いますか。

ちなみに私は、 米国株へも全世界株へも投資しています。

 

この3分ほどの記事内では、 全米株式に投資をすべきと主張する意見と、いやいや 全世界に投資すべきと主張する意見をどちらともお伝えします。

それらを確認した上で、 あなたが自身の判断で、選ぶ事が大切になります。

片方の主張を聞くとどうしても、良い事が多く出てきますので、セットで考えてみて頂けると良いです。

ちなみに どっちが正解とかは存在しません。

将来の値動きを予測する事などできないのですから。

この記事を最後までチェックして頂き、あなたならどうするか。

そんな考えるきっかけにしてみてくださいね。

それでは、どうぞ!

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

 

まず初めに、私たちが学ぶべき事

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Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像

 

投資とは、将来のリターンを期待して、先行して資金を投じる事です。

あなたの大切な資金をもとに、株式の買い付けを行う為、より安全でリスク許容度をオーバーしないよう配慮する事は大切な事です。

よって 余裕資金で行うようにしましょう。

 

素人が利益を出す為に必要な事は長期&分散

余裕資金が確保できたら、その資金をいよいよ投資に回します。

しかし、 私もあなたもおそらく素人です。

目先の利益で短期的な売買に走れば、それだけリスクを背負う事になります。

プロであっても適切なタイミングでのエントリーや、決済が難しい事を考えると、私やあなたが、タイミングを計れるとは到底思えません。

よって 投資の大原則は、長期で保有する事と、投資銘柄を分散させる事です。

特に投資先を分散させる事は、リスクを分散させる事に繋がります。

 

分散投資とは時間と投資先を分散する事

分散投資はリスクを分散させる為に必要な項目ですが、具体的に分散させる項目として、 時間と投資先を分ける事が重要となります。

時間を分散させるという意味では、 ドルコスト平均法があります。

毎月積み立てる事で、 株価が下落した時は多くの株を買い増し、株価が上昇した時は少量しか買い増さない為、平均の取得額が下がっていく効果を得られます。

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株価に割安感があれば一気に買った方がより多く儲けが出そうな気もしますが、 今現在の株価が安いのか高いのか、推し量る事が難しい事を考えると、毎月定額で買い増しをしていく方が良いでしょう。

特に昨年からの株式の高騰によって、今は高値なのでは?

このように投資に対して躊躇している方もいるようですが、今が相場の天井かどうかは現時点では誰も分からないのです。

 その為、愚直に積み立てていく事をオススメします。

 

また 投資先を分散させる事も重要です。

一つの銘柄に特化して投資をした場合、万が一その企業が倒産した場合、株の価値が無くなります。

その為 一つに集中して投資するのではなく、より多くの銘柄に分散させる事でリスクを回避するのです。

ただ一つ一つを目利きして投資先を選ぶのは私たちでは難しいでしょう。

そこで、 指数に連動する投資信託に投資する事で、分散投資の享受を受ける事ができます。

koheimoney.hatenablog.com

さて私やあなたが目指すべき投資手法として、長期保有分散投資が大切という事が分かったところで、いよいよ全米株式、全世界株式をについてそれぞれの意見を見ていきたいと思います。

 

 

全米株式派の意見

 

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Sabrina B.によるPixabayからの画像

 

全米株式インデックスファンドは、 アメリカの株式市場の動きを捉える事を目指し運用される投資信託です。

つまり株の詰め合わせの中身は、全てがアメリカ株です。

全米株式に投資する方々は、どのような思惑で投資をしているのでしょうか。

 

過去を振り返ると圧倒的にパフォーマンスが良い

まず真っ先に言われる理由としては、 全世界株に比べて、全米株は大きくアウトパフォームしている点です。

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こちらのグラフは、2010年から2020年までの10年間における、リターンの比較になります。

ちなみにこのグラフは

バンガード・トータルストックマーケット(VTI)

バンガード・トータルワールドストック(VT)

こちらの2つのETFを比較したグラフになります。

VT?VTIって?

ティッカーシンボルと呼ばれる個々の銘柄を識別する記号の事です。

VTIは全米株式の詰め合わせパック。

VTは全世界株式の詰め合わせパック。


こうしてグラフを見比べると、2010年に同じ額を投資していた場合、全世界株式の場合は2倍程度に上昇しております。

しかし 米国株は3倍以上に上昇しています。

つまり全世界に投資するよりも、アメリカに投資した方が、パフォーマンスが良かったと言えます。

 

全世界株式のポートフォリオ過半数以上で米国が占めている

次に全世界へ投資をするVTのポートフォリオを確認してみます。

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Vanguard ETF Profile | Vanguard

VTの内訳をみると、アメリカ株(North America)が全体の約6割を占めています。

よって半分以上アメリカ株が占めている全世界株への投資は、米国株の衰退でも大きな影響を及ぼすと主張しているのです。

 

新興国への投資により余計なリスクが発生する

全世界株式インデックスファンドは、世界中の企業へ投資する事を目的としている為、 先進国だけでなく、新興国へも投資します。

新興国は先進国に比べて、 ボラティリティ(値動きの変動幅)が大きい為、リターンが大きくなる半面、リスクも大きくなります。

このような一面を余計なリスクと捉えている方もいるようです。

 

 

全世界株式派の意見

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WikiImagesによるPixabayからの画像

 

全世界株式インデックスファンドは、 世界の株式へ分散投資を行う事を目指し運用される投資信託です。

全世界株式によって、日本を除くインデックスファンドや、日本も含めたインデックスファンド、他にも中型や小型株は含めないなど様々なものがあります。

ここでは、先ほどご紹介したVTで説明していきます。

ちなみに VTは、大型株だけでなく、中型、小型にも投資をしており、投資銘柄は約8000にも及びます。

株式市場の時価総額の実に98%程度を占めている為、これを買えばまさに、世界に投資しているのと同じ効果を得る事ができます。

 

米国経済が今後も発展するかどうかは分からない

全世界株式へ投資している人は、 米国経済が今後もずっと発展していくかどうか分からない。という点をリスクとして上げています。

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こちらのグラフは、2008年~2010年における、VTとVTIとのリターン比較になります。

こうしてみると、 全世界株が米国株をアウトパフォームしている期間があります。

今でこそ投資するなら米国株と言われるほど人気ですが、 数年前は新興国株のブームがありました。

こうした時代の流れは誰にも予測する事はできません。

アメリカ株のパフォーマンスが良かったのは、過去のチャートを確認して分かる、 結果でしかないのです。

もしかすると、 全世界株のパフォーマンスが上がるかもしれません。

そしてそのタイミングを見計らう事など、私たちにはほぼ不可能なのです。

よって、 全世界株式に投資する事は、分散投資の原則からも理にかなっていると言えます。

 

経済の中心がアメリカであり続ける保証はどこにもない

アメリカは、今でこそ世界経済の中心となっており、 基軸通貨も米ドルとなっております。

基軸通貨とは、国際間の決済や金融取引で基軸となる通貨の事でアメリカのドルの事を言うよ。

しかし時代をさかのぼってみると、 以前の基軸通貨はイギリスのポンドでした。

これから先、アメリカにとって代わる国が出てくるかもしれません。

特にこれから投資をするとなると、 10年間というスパンではなく、20年、30年といった超長期での資産運用となります。

その30年間において、ずっとアメリカがトップを独占しているかどうかは分からないのです。

ちなみに30年ほど前の日本がバブル経済の時は、 アメリカに投資するよりも日本に投資していた方が、パフォーマンスが良かったです。

 

成長著しい新興国への投資ができていない

最近では 中国の成長が著しく、世界のGDP国内総生産)を確認してみると、日本は既に抜かれています。

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資料:GLOBAL NOTE 出典:IMF

 

さらに最近では インドも経済成長が進み、イギリスを追い抜く勢いです。

やはり人口が多い分、生産性が高いと言えますが、これから投資をしていくにあたり、アメリカ株だけで良いのかという疑問が出てきます。

全世界株式に投資している方は、このように先進国だけでなく、新興国へも一定数投資をする事で、将来のリターンを期待していると言えます。

 

 

あなたにオススメする投資信託

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David SchwarzenbergによるPixabayからの画像

 

ここまで、全米株式に投資する意見と、全世界株式に投資する意見をご紹介させていただきました。

何度も言うようですが、このどちらに対しても正解、不正解はなく、互いの意見を確認し、あなたならどちらが良いかを決める事が大切なのです。

ただ、 全米株式も全世界株式も多くの投資信託があります。

その中で、あなたにオススメできる商品をご紹介します。

 

全米株式なら

全米株式インデックスファンドなら

楽天全米株式インデックスファンド

eMAXIS slim 米国株式インデックスファンド(S&P500)

SBIバンガードS&P500インデックスファンド

アメリカへ投資する際に人気なのが、これらの商品です。

ネット証券で人気なSBI証券や楽天証券でも、常に上位に入っている人気のファンドになります。

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

 

ちなみに楽天全米株式インデックスファンドは、 アメリカで上場しているほぼ全ての企業(約4000銘柄)へ投資します。

逆に、S&P500に連動する投資信託は、アメリカの全ての株式への投資ではありません。

ニューヨーク証券取引所とNASDAQ(ナスダック)に上場している企業から 厳選された500社の指数に連動する投資信託です。

ただ500社と言っても米国株式市場の約80%をカバーしています。

よって、 アメリカ全てに分散投資したい場合は「楽天全米株式インデックスファンド」を、 厳選された500銘柄に投資したい場合は「S&P500種指数に連動するインデックスファンド」を選べば良いです。

ちなみに私は、SBIバンガードS&P500インデックスファンドへ投資しています。

 

全世界株式なら

全世界株式インデックスファンドなら

eMAXIS slim 全世界株式インデックスファンド

楽天全世界株式インデックスファンド

SBI全世界株式インデックスファンド(愛称:雪だるま全世界株式)

 

全世界へ投資する際に人気なのが、これらの商品です。

全世界株式の場合、投資銘柄に日本を含めるのか含めないのかでも種類があります。

ちなみに私は、eMAXIS slim 全世界株式インデックスファンド(含む日本)へ投資しています。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

今回は、投資するなら全米か全世界かというお話をさせて頂きました。

それぞれの意見をまとめるとこのようになります。

全米株式派の意見

過去を振り返ると圧倒的にパフォーマンスが良い

全世界株式のポートフォリオ過半数以上で米国が占めている

米国経済は右肩上がりで上昇している

全世界株式派の意見

米国経済が今後も発展するかどうかは分からない

経済の中心がアメリカであり続ける保証はどこにもない

成長著しい新興国への投資ができていない

 

この他にも様々な意見はありますが、 どちらの意見も共感できるところが多いです。

さてこのお話を聞いて、 あなたはどちらに投資したくなりましたか。

いろんな意見を聞いて、見て、そして最終的には自分で考え行動する事こそ大切だと思います。

人生100年時代。

今この時が一番若い瞬間です。

少額からコツコツと投資を始めてみませんか。

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TumisuによるPixabayからの画像

 

あなたの人生をより豊かに。

それでは、こーへいでした。

 

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