サラリーマンこーへいのマネー計画

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今さら聞けない給与明細!記載されている内容と見方を解説します

 

給与明細って確認している?記載されている内容がよく分からいから、振り込まれる金額がいくらかしか確認しないの。

確かに書かれている内容は複雑だけど、見方が分かるとそれほど難しくはないよ。

 

 

サラリーマンの場合、年収ではなく 毎月指定された日に給料が支給される事が多いですよね。

おそらく手渡しで受け取るような事はないと思いますので、銀行に振り込まれて、 受け取るのは給与明細かと思います。

この給与明細、あなたはしっかりとチェックしていますか。

私は社内や社外向けに講義を行う事があるのですが、以外にも 多くの方が給与明細をチェックすらしていないと言うのです。

またチェックはするものの、最終的に手元に残る金額しかチェックしないと答える方もいらっしゃいます。

実はそういった方、税金面で損をしていたり、間違った記載内容に気づけない恐れがあったりする可能性があります。

 

ちなみに 私は実際に住民税が急激に増え、不審に思い確認した経験があります。

結果は会社側のミスでした。

私の場合、年間を通してチェックをしておりますが、

  • 源泉徴収票が交付される1月

  • 住民税が切り替わる6月

  • 年末調整後過不足が計算される12月

この月は特にしっかりとチェックします。

ミスなどが発生する事は稀ですが、 給与明細とはいったい何なのか、どのような事が記載されているかを知っているだけでも、これからの人生で役立ちます。

特に税金で損をしにくくなるはず。

 

今回は「 今さら聞けない給与明細」と題して解説していきます。

この3分ほどの記事を確認して頂くと、給与明細の見方や記載内容が分かるようになりますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

それでは、どうぞ!

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今さら聞けない給与明細とは

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Joel santana JoelfotosによるPixabayからの画像

 

給与明細とは、給与の支払い額や控除額、勤怠の状況などが一覧で記載された、いわゆる「通知書」の事です。

この給与明細ですが、実は所得税法によって交付が義務付けられている為、会社側は私たちのような労働者へ発行しなければいけないんです。

 

給与明細の役割を解説

給与明細は、あなたの給料がどれくらいあるのかを記すだけではなく、どれくらいの控除が発生しているのかも記しています。

私やあなたのような労働者側から見れば、この給与明細を確認する事で、 不当な減配がされていないかをチェックする事ができます。

逆に経営者側から見れば、 給料の詳細を伝える事で透明性を与える事ができます。

つまり 給与明細は、義務以上に会社の経営を円滑に進める為に重要な書類なのです。

 

給与明細に記載されているのは大きく分けて3つ

あなたが給与明細の項目で確認している欄は、多くの場合、差し引き支給額でしょう。

これは 最終的に銀行口座に振り込まれる金額なので一番気になるところですよね。

ただし給与明細に記載されている内容は大きく3つあります。

それが 「支給」「控除」「勤怠」です。

それぞれ解説していきます。

 

 

「支給」に記載されている事

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Shutterbug75によるPixabayからの画像

 

支給に記載されているのは、 会社側から支払われるお金の内訳が記載されています。

雇用契約と比較して、しっかりと支払いがなされているかを確認してみましょう。

支給を大きく分けると、基本給と各種手当に分ける事ができます。

 

基本給

基本給とは、給与のベースとなる賃金です。

この金額は労使の間で協定が決まっており、基本的には自身の努力ではどうにもならない部分があります。

この基本給が高いほど、一般的には総収入が良くなります。

 

各種手当

手当と言っても様々あり、会社によっても個人によっても支給の有無に違いがあります。

有名なものとして

  • 役職手当 : 所定の役職に就いている場合に支給

  • 家族手当 : 扶養家族がいる場合に支給

  • 技能手当 : 所定の技能を保有している場合に支給

  • 住宅手当 : 住居費がかかる場合に支給

  • 残業手当 : 残業をした場合に支給

  • 休日手当 : 休日出勤した時に支給

  • 夜勤手当 : 夜勤をした場合に支給

  • 通勤手当 : 通勤費が発生する場合に支給

 

他にもいくつかありますが、多くの場合はこれらに対して手当てが支給されます。

 

 

「控除」に記載されている事

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Steve BuissinneによるPixabayからの画像

 

控除に記載されているのは、 給料(先ほどの支給)から天引きされるお金の内訳が記載されています。

控除を大きく分けると、社会保険料所得税、住民税です。

基本的には、上記項目はどの会社でも同じように天引きされているでしょう。

それ以外の控除は会社によっては異なる為、各種控除とします。

 

社会保険料

社会保険料の内訳はざっくり説明すると、

 

以上で構成されています。

給与明細によっては社会保険計と記載され、上記4つの項目を合算した金額も載っている場合もあります。

 

所得税、住民税

所得税は1月から12月までの間で得た収入(課税所得)に対しての税金になります。

しかし サラリーマンの場合、所得が確定する前から源泉徴収として、所得税が天引きされています。

年末に実施する年末調整は、その所得税の過不足分を計算する事です。

koheimoney.hatenablog.com

ここでは、控除の中で所得税が天引きされている事を知っておきましょう。

住民税も所得税と同じように1月から12月までの収入(課税所得)に対しての税金になります。

ただ 住民税と違うのは、昨年の所得に対して税金を納めている点で、所得税とは違います。

住民税も天引きされている事も知っておきましょう。

 

各種控除

社会保険料所得税、住民税以外の控除は、各社によって違いがあります。

いくつか例を上げると、

  • 組合費

  • 財形貯蓄

  • 生命保険

  • 任意保険

 

他にも多く存在しています。

(※私の場合は上記の項目でした)

 

 

「勤怠」に記載されている事

勤怠に記載されている項目は、1カ月間の出勤日数や欠勤日数、実働時間や残業時間といった、勤務状況が記載されています。

実際の勤務状況と違いないか確認しておきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

今回は、給与明細の項目をご紹介しました。

まとめるとこうなります。

支給に記載されている事

  • 基本給や各種手当など支給される金額

控除に記載されている事

勤怠に記載されている事

  • 出勤日数や欠勤日数、実務時間や残業時間といった勤務状況

最終的に受け取る事ができる(銀行に振り込まれる)金額は、支給金額から、控除額を差し引いた残りの金額となります。

 

給与明細が分かりにくい、難しいとされるのは、やはり控除の中でも 社会保険料」「所得税」「住民税」の存在でしょう。

特にこの3つに関しては、 基本的には会社が計算をしてくれる為、無関心であるがゆえに、給与明細もしっかりと確認していないという理由も多いです。

今月は12月。

年末調整の過不足分が控除額に反映しているはずです。

あなたのお給料からいったいどれだけの税金や保険料が徴収されているか、一度しっかりと確認してみませんか。

まずは現状をしっかりと知る事が、節税といったお金を守る第一歩になるでしょう。

お金をしっかりと守る事を覚えてから、攻めていきましょう。

人生は長いです。

その攻めこそがお金を増やす為に必要な投資です。

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jplenioによるPixabayからの画像

 

あなたの人生をより豊かに

それでは、こーへいでした。

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