含み損に悩むあなたに!FXで正しくトレードする為の戦術6選をご紹介
FXを始めてみたい初心者
FXでなかなか勝てない方
どうやって戦術を練れば良いか分からない方
最近は、FXで資産を増やしたいという方が多いね。
僕の周りでも実際に始めた人がいるよ。CMもよく見かけるしね。
実際に始めてみたけど、上手くいかない事も多いね。
何も考えずに勝てるほどFXは甘くないからね。
FXは為替の変動を利用して、利益を狙う投資(投機)です。
ちなみに投機と記したのは、 多くの初心者トレーダーが、FXが持つ投機的要素によって大きな損失を被る危険性がある為です。
その為、まずはギャンブル投資には入り込まないよう注意する必要があります。
この点については、別記事でもご紹介していますので、これから本格的にFXを始めたい方は、ぜひ併せてチェックしてみてください。
FXで利益を上げる為には、これから相場が上昇するのか、下降するのかを予測する必要があります。
なぜなら、 闇雲にエントリーしていては、その時は利益を出せても、勝ち続ける事は難しいからです。
そして、この戦術は人によってさまざまです。
絶対に勝てる手法があるなら、皆がそれで億万長者になっているはずですよね。
中には、こうなったらエントリー。
こうなったら利確と、具体的に示してくれるYouTubeチャンネルや、書籍も多く存在しています。
しかし、全く同じようにする事ができない以上、 自分の得意とする手法を徹底的に磨き上げる事が重要となるのです。
では、自分の得意とする手法を身に付ける為にはどうすれば良いか。
その基本的な考え方を今回、6つの戦術に分けてご紹介していきます。
今回の記事は、5分ほどでサクサク読めます。
FX初心者の方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
それでは、どうぞ!
- FX戦術その1「得意なスタイルを決める」
- FX戦術その2「得意なエントリーを決める」
- FX戦術その3「得意な通貨ペアを決める」
- FX戦術その4「得意なトレンド系テクニカル指標を決める」
- FX戦術その5「得意な時間帯を決める」
- FX戦術その6「根気よく繰り返し練習する」
- まとめ
FX戦術その1「得意なスタイルを決める」
Csaba NagyによるPixabayからの画像
まず初めに、FXのトレード手法は数秒で完結するものから、数カ月かけて利益を載せていく方法など様々あり、名称も異なります。
この時間という概念は、FXでは特に重要であり、例えば、長期足では下落トレンドだったとしても、短期足では上昇トレンドである事もよく起こります。
その為、まずは 自分に合った時間を意識して、得意とするスタイルを決める事が重要となります。
スキャルピングトレード
スキャルピングとは、超短時間で得られる小さな利益を積み上げていく「超短期売買」の事です。
よって時間軸は1分~5分といった、短期間の時間足上でのテクニカル指標を中心に、エントリーから決済までを行います。
このスタイルの特徴は、 エントリーから決済までの間、保有している時間は、わずか数秒~数分であるといった点です。
このスキャルピングで狙う利益は、数pips程度です。
取り引きの最小単位として使われるFX用語です。
例えば通貨ペア「米ドル/円」の場合は、 1pips=0.01円(1銭)となります。
為替相場が1ドル=100.00円から100.05円に振れた場合は、5pips上昇したという事になります。
また、全ての通貨ペアの最小単位が0.01ではありません。
ユーロ/米ドルの場合は、1pips=0.0001ドル(0.01セント)です。
このように通貨ペアによって、最小単位には違いがある事は覚えておきましょう。
このスキャルピングで狙う、数pipsはどれだけの利益なのでしょうか。
通貨ペア「米ドル/円」で1万通貨を保有しており、5pips獲れた場合はこうなります。
0.05円 × 1万通貨 = 500円(諸手数料は考慮しない)
このように米ドル/円の場合は、1pips変化するごとに100円の値動きが発生します。
これが1000通貨取引の場合は、10円という事になります。
スキャルピングトレードは、 この小さな利益を最大化させる為に、レバレッジを大きくし、利益の最大化を図りつつ、一日に何度も何度もトレードを行います。
一回の取り引きが数分で完結する為、時間が限られている人や長期で保有できない人には向いているトレードです。
ただ利益が伸びにくい為、レバレッジを大きくする場合があります。
つまり損失も大きく抱える可能性があります。
しっかりと決まった時間で、損失を確定させる覚悟が必要なトレード手法です。
デイトレード
デイトレードとは、今日のトレードをその日のうちに決済する「短期売買」の事です。
一度エントリーしたら、そのポジションを数時間~数十時間程度保有します。
よって時間軸は、数日~数時間を参考に、その日の流れを予測する必要があります。
一日に何度もトレードを行うスキャルピングに比べて、トレード回数が少なくなる為、時間的余裕があるのが特徴です。
このデイトレードで狙う利益は、数十pips~100pipsです。
100pipsというと、決済通貨が円の場合、1円動く事になります。
1ドル=100円が101円になる。
例えば、通貨ペア「ドル/円」で考えてみましょう。
通貨ペアの左側にある通貨を「取引通貨」、右側にくる通貨を「決済通貨」と呼びます。
1ドルを得る為に、いくらの円が必要か。
このように考えると分かりやすいです。
「ユーロ/ドル」の場合も同じで、1ユーロを得る為に、いくらのドルが必要か。
つまり、この時の決済通貨はドルですね。
1万通貨で取り引きしている場合、1円動くと1万円の変動があります。
このようにデイトレードは、大きくポジションを持たなくても、充分な利益を狙う事ができます。
また持ち越しが無い為、寝ている間の為替変動を気にする必要が無い事も魅力です。
ただし、相場の流れを読み違えて連敗した場合に、損失が大きくなる可能性があります。
デイトレードで大切なのは、その日の相場を分析する能力です。
よって、テクニカル分析は必須になります。
スイングトレード
スイングトレードとは、一度持ったポジションを数日間保有し続け、大きな利益を狙う「中長期売買」の事です。
時間軸は、 日足以上の長期足を参考にしながら、大きなトレンド方向を予測します。
売買回数が多くない為、スプレッドを気にする必要がありません。
買値と売値の差です。
この場合、買値は104.600円であるのに対し、売値は104.599円となっています。
つまり、買ってすぐに売った場合は、0.1pipsの損失となります。
このスプレッドは実質的な手数料となる為、できるだけスプレッドの狭い証券会社を選ぶ事が重要となります。
また短期的な価格変動を気にする必要が無い為、初心者でも始めやすいトレード手法と言えます。
このスイングトレードで狙う利益は100pips以上。
ただし、短期的な調整局面にも耐えられるようレバレッジは大きくかけられません。
また、仕事中や、睡眠中のニューヨーク時間でも保有している為、ファンダメンタルズ要素などで、為替が急変した時に、即座に対応する事が難しい場合もあります。
長期トレード
一度、保有したポジションを長期で保有し続けるトレードになります。
この理由としては、 通貨ペアの金利差による利息を狙う為です。
スワップポイントと言います。
低金利通貨を売って、高金利通貨を買う事によって得られるスワップポイントは、 額は少ないものの、日々利息による金額を受け取る事ができます。
このスワップポイントは、証券会社によって金額が異なる為、スワップの大きい証券会社を選ぶようにすると良いです。
金利差で利益が狙えるこのスワップポイントですが、 高金利通貨のほとんどは、新興国です。
有名な通貨としては、メキシコのペソや、南アフリカのランド、トルコのリラなどが挙げられます。
新興国通貨は、値動きが激しい傾向があり、スワップで得られる利益以上に、為替差損が大きく膨らむ場合もあるので注意が必要です。
FX戦術その2「得意なエントリーを決める」
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
自分がトレードしたい時間軸の中で、どのようにエントリーするかというポイントもまた重要になります。
エントリーのタイミングは、人によって様々ですが、エントリー自体は、順張りと逆張りの二択しかありません。
順張りは初心者向け?
順張りとは、相場のトレンドに沿ってエントリーするトレード手法です。
為替相場が上昇トレンドの時は「買い」でエントリー、逆に下降トレンドの時は「売り」でエントリーします。
上のチャートは、昨年のドル/円の為替チャートになります。
上値が徐々に切り下がっており、下値も切り下がっている事が分かります。
移動平均線も右肩下がりを形成している、下降トレンドです。
順張りの場合は、相場のトレンドに沿って、「売り」でエントリーします。
この順張りの特徴としては、相場のトレンドに沿ってエントリーする為、 そのトレンドが続く限り、利益が期待できます。
相場が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかは、移動平均線などのテクニカル指標で分かる為、初心者でもエントリーしやすいといった特徴があります。
しかし順張りの場合、トレンドの方向が明確に決まってからエントリーする為、 逆張りに比べ、利益が大きく出しにくいです。
またトレンドが一方向にずっと続く事はない為、高値掴みになったり、底値で売ってしまったりする可能性があります。
上のチャートの場合、下値が切り上がり、上値も切り上がっている事が分かります。
順張りで売りエントリーした場合、トレンドが転換した時には、損失が出る可能性が出てきます。
逆張りは中、上級者向け?
逆張りとは、相場のトレンドに反してエントリーするトレード手法です。
為替相場が下降トレンドの時に「買い」でエントリー、上昇トレンドの時に「売り」でエントリーします。
逆張りの特徴は、トレンドの方向に逆らってエントリーする事です。
一見すると損が出そうなトレード手法ですが、相場は一定方向に進み続ける事はなく、上昇と下降を繰り返しながら変動していきます。
逆張りは、この反転するポイントでエントリーする事で、利益を狙う手法なのです。
特に有効なのが、レンジ相場を形成している時です。
上のチャートは、豪ドル/円の4時間足チャートになります。
移動平均線も横ばいで方向感のないレンジ相場を形成しています。
この時は、上値抵抗線付近まで上がったタイミングで逆張り(売りエントリー)。
下値支持線まで下がったタイミングで逆張り(買いエントリー)する事で、利益を狙う事ができます。
また、トレンドの転換するポイントでエントリーできれば、大きな利益を上げる事も可能です。
しかし逆張りの場合、 トレンドに反してエントリーする為、トレンドがそのまま続いた場合、すぐに損失を出しやすいといったデメリットも存在します。
上のチャートの場合、上値抵抗線付近で売りエントリーを仕掛けた時に、レンジ相場をブレイクアウトして、上昇トレンドに入った事が分かります。
この場合、すぐに損失が発生します。
FX戦術その3「得意な通貨ペアを決める」
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
FXは、為替の変動を利用してのトレードになります。
そして世界には数多くの通貨が存在しており、その為替変動も特徴があります。
その為、 闇雲にトレードするのではなく、得意とする通貨ペアを絞る事も重要です。
例えば、ユーロ/ドルは、欧州の共通通貨であるユーロと、アメリカのドル。
ドル/円は、アメリカのドルと、日本の円での取引となります。
取引量の多い通貨ほど安定していると言われています。
ちなみに法定通貨で多く取り引きされている通貨は以下の通りです。
ストレート通貨
ストレート通貨とは、 基軸通貨である米ドルが直接関わっている通貨ペアの事です。
ドル/円
ユーロ/ドル
豪ドル/ドル など
ストレート通貨の特徴は、基軸通貨である米ドルとの取引になる為、値動きが比較的安定しており、初心者でも取引しやすいところです。
米ドルは、流通量、取り引き量ともに世界一位であり、安定している通貨として知られています。
クロス通貨
クロス通貨とは、 米ドルを介さない通貨ペアの事で、合成通貨とも呼ばれたりします。
ユーロ/ポンド
豪ドル/NZドル など
クロス通貨は、直接取引しているわけではなく、基軸通貨であるドルを挟む取り引きが発生します。
例えば、ユーロ/ポンドを買う場合、 ポンドで米ドルを購入する取り引きが行われた後、米ドルでユーロを買い付ける取り引きが行われます。
このように、2つの取り引きがクロスする為、クロス通貨と呼ばれています。
クロス通貨の特徴は、 国によっては、通貨の流通量が少ない場合や、情勢が不安定な事もあり、ストレート通貨よりも値動きが激しいところです。
クロス円
クロス通貨の中で、 円が含まれる通貨ペアの事を、クロス円と呼びます。
また円が含まれる通貨ペアで、ドル/円がありますが、こちらの通貨ペアは、米ドルとの直接取り引きの為、ストレート通貨です。
ユーロ/円
ポンド/円
豪ドル/円 など
クロス円の特徴は、日本円を介した取引になる為、私たち日本人にとって、比較的なじみやすい通貨であるというところです。
しかし世界で見ると、クロス円の取り引き自体は、決して多くはないです。
クロス通貨同様に、値動きが激しい事もある為、注意が必要な通貨ペアです。
ちなみに世界で最も多く取引されている通貨ペアは「ユーロ/ドル」だよ。
FX戦術その4「得意なトレンド系テクニカル指標を決める」
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
実際に取り引きをするにあたり、どのタイミングでエントリーすれば良いかは、数字をいくら見ていても分かりません。
その時に役に立つツールが、テクニカル指標です。
その中でも 相場の方向感を分析するのが、 トレンド系のテクニカル指標です。
多くのトレーダーの方が、様々なテクニカル指標を基に、エントリーや決済を行っています。
そして テクニカル指標の中で自分に合ったものを見つける事も、重要な要素です。
今回は、数あるトレンド系テクニカル指標の中でも代表的な3つの指標をご紹介します。
移動平均線
移動平均線は、一定期間後ごとの終値の平均値を結んだ線で、トレンド分析の代表格です。
移動平均線の向きで、相場の方向性を読む事ができます。
また移動平均線は、一本ではなく2~3本を組み合わせて使用する事が多く、売買のシグナルとして有名なゴールデンクロスと、デッドクロスを確認する事もできます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されています。
移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。
特徴は、収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。
一目均衡表
一目均衡表は、日本人によって作られたテクニカル指標で、「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、どちらが優勢か分かればよく、それを一目で知ることができる」という由来による相場分析手法です。
海外のファンドマネージャーにも支持され、 個人投資家の中でも最も人気の高いテクニカル指標の一つです。
一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン(2本)・遅行スパンの5本線を使い、時間論・波動論・値幅観測論の3つの理論から構成されています。
基準線の向きで上昇トレンドか下降トレンドかが分かります。
また基準線が上向きの状態で、転換線が基準線の下から上へ抜ける(ゴールデンクロス)を「好転」といい買いシグナルとなり、逆に基準線が下向きの状態で転換線が基準線の上から下へ抜ける(デッドクロス)を「逆転」といい、売りシグナルとなります。
先行スパン2本に挟まれたゾーンのことを「雲(抵抗帯)」と呼び、「雲」とローソク足との位置を見るだけで、相場の動向をチェックすることが可能です。
ローソク足が、雲の上にある場合は強い相場、雲の下にある場合は、弱い相場。
ローソク足が雲を下から上に突破した場合は上昇サインとなり 「好転」、逆にローソク足が雲を上から下に突破した場合は下落サインとなり「逆転」。
このように相場の転換点として重要なポイントとなります。
一目均衡表は、一つのテクニカル指標で様々な情報が分かるトレンド系の指標です。
そして、下にある3つの条件が揃うと、非常に強い買いシグナル(売りシグナル)として、捉える事ができます。
FX戦術その5「得意な時間帯を決める」
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
FXは土日を除き、平日であれば24時間好きな時間帯に取り引きができます。
しかし外国為替市場は、一カ所で行われているわけではなく、世界の銀行間で行われています。
そして特に活発に取り引きが行われる時間帯があり、「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」と3つに分けて呼ばれています。
それぞれの時間帯で値動きの特徴に違いがあります。
つまり時間帯によって、勝ちやすい、負けやすい事があるという事です。
その為、 闇雲にトレードするのではなく、時間帯を見極めてトレードする事も重要な要素となります。
穏やかな東京市場
東京市場は、8時~17時です。
市場の特徴として、他の時間に比べて あまり値動きがない事が知られています。
レンジ相場をブレイクアウトして、大きく変動するような事も少ない為、ボリンジャーバンドが収束しやすい時間帯と言えます。
その中でも動きやすい通貨ペアは、東京市場でのクロス円や、オセアニア市場も開いている為、オーストラリアドルや、ニュージーランドドルです。
活発なロンドン市場
ロンドン市場は、16時~翌2時(サマータイムは15時~翌1時)です。
市場の特徴としては、 非常に活発でレンジ相場のブレイクアウトが発生しやすい事です。
またトレンドの方向が変わる事も多くあり、東京市場では下降トレンドだったのに、ロンドン市場に入った途端、トレンドが変わるという事もよくあります。
ロンドン市場というのは、世界シェアの約40%も占めている大きな市場で、取り引きが活発に行われている事が、背景として挙げられます。
FXのゴールデンタイム!ニューヨーク市場
ニューヨーク市場は、21時~翌6時(サマータイムは20時~翌5時)です。
市場の特徴としては、ロンドンと同じく、活発に取り引きが行われ、ロンドン市場で発生したトレンドが継続しやすい傾向にあります。
またニューヨーク証券取引所もオープンする事や、重要な政策発表などにより、為替が急変する事もあります。
さらに ロンドン市場とニューヨーク市場が重なっている時間帯(21時~翌1時)は、最も活発な時間帯であり、短時間で利益を狙うスキャルピングやデイトレードも、この時間帯で多く行われます。
この時間以外では取り引きしないという人もいるほど、為替市場でも最も熱い時間帯です。
FX戦術その6「根気よく繰り返し練習する」
Arek SochaによるPixabayからの画像
ここまでお伝えした事は、トレード手法のほんの一部ですが、それぞれの戦術をおさえ、 自分の投資スタイルを確立させる事が、相場を生き抜く為の絶対条件です。
そして投資スタイルというのは、簡単に身につくものではなく、根気よく繰り返し練習して、初めて身につくものです。
しかし、いろいろと試そうにも、その度に負けて資産が減るのはつらいと思います。
そこでまずは、 デモトレードで何度も試してみる事が大切になってきます。
デモトレードで何度もトライ&エラーを実践
デモトレードで身に付けたい事は、ここまでお伝えしてきた戦術の1~5を、いろんなパターンで組み合わせながら、自分が得意な戦術を作る事です。
ちなみに私は、何も分からないままFXを始めて、大金を溶かしてしまいました。
そうならない為にも、まずはデモトレードで何度もトライ&エラーを繰り返し、これなら勝てそうという戦術を作るようにしましょう。
またデモトレードをする場合は、本番と同じ環境でやる事がベストです。
そこでお勧めなのが、DMMです。
DMMのデモトレードは、実際と同じ環境下で練習できる為、非常にお勧めです。
テクニカル指標や、通貨ペアも多い為、ぜひトライしてみて下さいね。
身銭を使って勉強する
ある程度デモトレードで勝てるようになったら、実際に資金を入れてトレードしてみましょう。
ただし最初は、少額から始めてください。
デモトレード通りに勝てるのかどうかを実践で試す場として、考えて頂けると良いです。
なぜ実践でも試す必要があるのかというと、デモトレードでは身銭を使っていない為、正直まったく辛くありません。
しかし、実践になると話は変わります。
含み益が膨らむ快感や、含み損が膨らむ焦りや苛立ち、葛藤や不安などなど。
デモトレードで味わう事ができない感情が、トレードのセンスを鈍らせ、デモトレードのようにうまくいかなくなるはずです。
その時に、大金を入れてトレードしてしまうと、立ち直れなくなる可能性があります。
負ける勉強は少額の内に済ませておく為にも、 身銭を使って勉強する事が大切なのです。
勝率よりも利益がしっかり出ているかを記録する
FXでは、99回の勝ちがあっても、たった1回の負けによって全てを失う事があります。
いわゆるコツコツドカンです。
利益はコツコツと増やしたのに、一回の負けでドカンと大きく損失を出してしまう。
これでは、いくら勝率が良くても意味がありません。
FXは勝率ではなく、利益がしっかりとあるかどうかを記録するようにしましょう。
そしてコツコツドカンとならない為にも、損失を確定させる勇気は絶対に必要です。
損切りができないと、いつか必ずドカンでやられます。
実際私は、過去に3回もロスカットを味わっています。
今では、しっかりとストップロスを置きトレードするようにしています。
エントリーしたという事は、上がるもしくは下がると思ってエントリーしているはずです。
その予想とは反して、逆行する事などよくある事です。
いつかは戻って欲しいではなく、しっかりと切り替える勇気を持ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、FXで正しくトレードする為の戦術6選をご紹介しました。
FX戦術その1「得意なスタイルを決める」
FX戦術その2「得意なエントリーを決める」
FX戦術その3「得意な通貨ペアを決める」
FX戦術その4「得意なトレンド系テクニカル指標を決める」
FX戦術その5「得意な時間帯を決める」
FX戦術その6「根気よく繰り返し練習する」
大事なのは、 自分の戦術をしっかりと作り上げる事です。
ここでの戦術は、その為のベースとなる基本的なポイントとなります。
あなたの得意なスタイルで、あなたの得意な手法で、あなたの得意な通貨ペアで、あなたの得意なテクニカル指標を参考に、あなたの得意な時間帯で、楽しみながらトレードしてくださいね。
トレードは楽しむ事が大事だよ。
Sasin TipchaiによるPixabayからの画像
あなたの人生をより豊かに
それでは、こーへいでした。