新社会人になったなら投資を始めるべき!複利の効果でコツコツ運用しよう
新社会人となった方
コツコツと資産を増やしていきたい方
投資に興味がある方
今年も新入社員が入社してきたね。
社会をけん引する若い世代だね。
今思い出してみると若い頃はお金を使ってばかりいたなぁ。
社会人になったからには資産形成はしっかりとしていきたいね。
生きていく上で大切な事よね。
新入社員研修でお金の授業を受けたいくらいだよね。
新入社員の皆様。
入社おめでとうございます。
これから人生100年時代を生き抜いていく為には、お金を計画的に運用していく事が必要不可欠です。
中には、貯蓄は必要ない、生活できるだけのお金があれば良い。
このように感じている人もいるかもしれません。
しかし、今の生活は楽しめたとしてもその収入が途絶えるとしたらどうでしょう。
急に生活が困窮する可能性がります。
もしかすると、新社会人となったばかりのあなたにとって、今お伝えしたお話は遠い将来の話に聞こえるかもしれません。
しかし、必ず訪れる未来でもあります。
更には、社会人になると様々な場面でまとまった資金が必要になる時が来ます。
自動車を購入する費用
結婚費用
マイホームや学費、養育費などなど様々です。
だからこそ新社会人になった今からコツコツと資産形成をしていく事は、将来のあなたを支える大切な事なのです。
今回は、お金の知識がなくても大丈夫です。
キーワードは、「少額、分散、積み立て」
初心者にオススメの資産運用をご紹介していきます。
それでは、どうぞ!
給料は会社指定の銀行に眠らせるな!?高金利のネットバンクを持とう
Werner HeiberによるPixabayからの画像
会社員ってお給料が振り込まれる銀行を指定している企業がほとんどよね。
ホントそうだよね。大半が地元に根付いた銀行である事が多いかな。
でもそれだと、金利が低いのよね。
そうなんだよね。ネットバンクとかと比べると見劣りしちゃうね。
まずはお金が増える仕組みを考えてみましょう。
お金の貸し借りには、利息が付きます。
お金を貸すという事は、もしかすると返ってこないかもしれないというリスクが付きまといます。
そこで利息を取り、借りた側は元本よりも多くのお金を返す必要があります。
これが貸し借りの原則です。
では、銀行に預けているお金はどうでしょうか。
銀行に預けているお金というのは、実は預けているわけではなく、 銀行に貸し付けている状態です。
その為、預けている間は金利を受け取る事ができます。
その金利、0.001%
100万円預けたとしてください。
1年後に受け取る事ができる金利はわずか10円です。
逆にカードローンなどの消費者金融で、お金を借りる時にかかる金利はというと、多くの金融会社で3~18%程度の利息が掛かります。
仮に18%で100万円借りると、支払う金利は18万円!
銀行に預けて、10円。
消費者金融から借りて、18万円です。
いかにカードローンなど組んではいけないという事が分かるでしょう。
話を元に戻しますが、会社から受け取る給料の多くは、指定された銀行の普通預金口座である事がほとんどです。
貯蓄するという観点で見ると、銀行に預ける事自体は間違いではありません。
しかし、 金利が低い状態で眠らせている非常にもったいない状態と言えます。
有効活用できていないと言ってよいでしょう。
そこで、給料が振り込まれる口座から、資金を移すという事が効果的です。
例えば、楽天銀行と楽天証券を連携させるマネーブリッジの設定をするだけで、楽天銀行口座の金利が0.1%になります。
たった一度の設定で済みますので、せっかくなら少しでも高金利の口座を準備しておくと良いでしょう。
新社会人にもオススメな資産運用!これだけで充分です!
Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像
口座を変えるだけで良いのなら、絶対やるべきよね。
ネットバンクだと、コンビニのATMでの引き出しができたり、通帳の管理がスマホでできたりと使い勝手が良いよ。
それでも金利は0.1%なのね。
郵貯の定期預金が昔は5%とかあった時代もあるから、それからしたらかなり低いよね。
だからこそ、資産運用が大切になってくるのね。
その通り。株や債券などのリスク資産の比率を高める事で将来のリターンを大きくすると良いよ。
リスクとリターンはトレードオフの関係にあります。
そして預金という選択肢は、限りなくリスクの低い投資商品であると言えます。
その為、リターンも低いのです。
以前は定期預金の金利が5%に近い時期もありました。
100万円預けると、翌年には105万円。
よって預金が大好きな世代もいます。
しかし時代は変わりました。
私たちは、手元の資金をいかに成長させるかが問われる時代です。
将来より豊かに生活を送る上でも、少額から投資を始める必要があると言えます。
確定拠出型年金(iDeCo)を利用しよう
イデコ?
確定拠出年金の略称だよ。個人で積み立てる年金制度なんだ。
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、個人で運用する年金制度です。
毎月一定額を拠出(積み立て)し、60歳以降にお金を受けとる事ができる制度です。
掛金の拠出先は、定期預金や投資信託に投資し運用する事ができます。
またiDeCoの良いところは、小規模企業共済掛金控除の対象となる為、掛金の分だけ課税所得が減り、所得税を下げる効果があります。
課税所得についてはこちら
iDeCoは税制優遇されている投資商品として非常にオススメできる商品になります。
運用期間中の手数料が安いネット証券などで、運用してみてくださいね。
ちなみにネット証券大手の SBI証券でのシュミレーションがこちらになります。
運用利回りが4.0%、掛金が23000円で運用した場合、約2600万円の資産を形成する事ができます。
※あくまでもシュミレーションで投資にはリスクが存在しています。
ただしiDeCoの場合は、原則60歳までは運用したお金を受け取る事ができないので注意が必要です。
また、業種によっても掛金の上限に違いがありますので、一度資料請求などで確認してみる事と良いでしょう。
少額投資非課税制度(NISA)を活用しよう
NISAって聞いた事あるね。
これは運用益が非課税になる制度だよ。iDeCoほどではないけど、税制優遇されていてぜひ投資を始めるならまず検討したい商品だね。
少額投資非課税制度であるNISAは、2014年から始まった制度です。
通常であれば、株式や投資信託を運用して得られた利益に対しては税金が課せられます。
その税率が20.315%。
例えば運用益が100万円あったとしても、実際には約20万円が税金として消える事になります。
このNISAでは、運用益に対して非課税となる為、仮に100万円の利益が出た場合には、100万円を受け取る事ができます。
NISAには一般NISAや積み立てNISAなどがあり、少額で長期にわたり投資するのであれば、 積み立てNISAを開設しましょう。
年間40万円という非課税枠がありますので、月掛金の上限は33333円です。
先ほどのiDeCo同様に運用中に発生する様々な手数料が安いネット証券での開設がオススメです。
NISA口座は1人1口座までのため、現在持っている株式や投資信託をNISA口座に移すことはできません。また非課税枠の再利用や繰り越しもできません。
もし資金に余裕があるのなら
Csaba NagyによるPixabayからの画像
新社会人になって、少額からコツコツ投資するって大切な事なのね。
最初から投資に回しておけば、限られた給与の中で生活するようにもなるし、投資は早いに越した事はないね。
まずはお給料の一部を投資に回す事が大切ね。
最初はそれだけで充分だよ。まずは日々の生活で困窮する事が無いように余裕資金で投資を始めようね。
もしお金に余裕が出てきたら、他にオススメの商品はあるの?
基本的には積み立てをしっかりすれば問題ないよ。もう少し投資の世界に足を延ばしたい人は、これからいくつか金融商品を紹介するね。
好きな企業を応援!個別株投資
先ほどの投資信託といった積み立て型の投資とは違い、これから伸びそうな個別株に投資するのも良いでしょう。
最近では日本株だけではなく、アメリカ株も手軽に購入できる時代です。
アップルやマイクロソフト、Googleといった世界を代表するような企業やコカ・コーラ、マクドナルドといった誰もが知っている企業の株主になる事だってできます。
もし、余裕資金があるのであれば、そういった企業に投資し、配当金や株高を期待するのも良いでしょう。
次世代の安全資産?仮想通貨の世界
最近では、仮想通貨ブームが到来しており、昨年末からのビットコインの上昇は凄いものがあります。
仮想通貨は、他の投資商品に比べると、価格の変動幅(ボラティリティ)が大きく、一気に資産価格が増える可能性もあります。
当然、その逆も可能性としてあるわけですが、資産の数パーセントであれば、リスクもさほど大きくないですので、持たざるリスクを回避するという意味では、少額でも保有する事で将来の値上がりの恩恵を受ける事ができるかもしれません。
為替によって利益を狙う!?FX
FXは、日本円とアメリカのドルのような2つの通貨の価格変動によって利益を狙う投資です。
FXの場合は、長期保有には適しておらず、レバレッジ(倍率)を効かせて、少額の資金で大きなリターンを狙うリスクの高い投資になります。
基本的には、短期売買で利益を積み重ねていくスタイルが一般的ですので、チャートの分析や経済の状況を把握する必要がある為、難易度は高いと言えます。
余裕資金があり、興味がある人は少額から投資を始めてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、新入社員に向けて、投資について解説しました。
投資というと、怖くてリスクがあってと、ネガティブに考えがちですが、 iDeCoやNISAなど制度がしっかりとしており、税制優遇される商品も存在しています。
大切な事は、少額から、分散して、長期で保有する事。
それを可能にしてくれるのが、iDeCoやNISAです。
まずは、少額から無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。
人生は長いです。
将来の為にしっかりと資産を形成していきましょうね。
mohamed HassanによるPixabayからの画像
あなたの人生をより豊かに。
それでは、こーへいでした。
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