楽天ウォレットで仮想通貨取引!おすすめしたい人、したくない人をご紹介
最近は、仮想通貨がまた注目を集めているね。
2020年のビットコインが約400%という驚異的な上昇を見せたもんね。
最近は特に、仮想通貨に関心を寄せる投資家が、増えてきたように感じます。
その主な理由は、 昨年一気に上昇した、ビットコインの存在が大きいです。
ビットコインの週足チャートを眺めてみると、 昨年から今年にかけて、100万円から一気に420万円まで上昇している事が分かります。
1月に入ってからは、調整局面を迎えつつあるビットコインですが、それでも今後の上昇に期待して、どこかのタイミングでエントリーしたい投資先ですよね。
一番のリスクは、機会損失。
いわゆる「 持たざるリスク」です。
少額でも保有しておく為には、仮想通貨の取引ができる口座を開設しておく必要があります。
ちなみにビットコインについて知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
今回ご紹介する楽天ウォレットは、楽天が提供する、仮想通貨取引サービスです。
実際に使ってみた感想は、 おすすめしたい人と、したくない人がはっきりと分かれる。という事です。
この記事は2分ほどでサクサク読めますので、さっそくチェックしていきましょう。
それでは、どうぞ!
そもそも楽天ウォレットとは!?
Benjamin NelanによるPixabayからの画像
楽天ウォレットとは、楽天グループが運営する、仮想通貨取引所です。
2019年8月にスタートしています。
日本で有名な、仮想通貨取引ができるサービスとして、コインチェックやビットフライヤーなどがあります。
それらのサービスと比較しても、 かなり新しい仮想通貨取引所です。
提供されているサービスは、以下の2つです。
楽天ウォレットProは、 最大2倍のレバレッジをかけて取引する事が可能です。
どちらのサービスもスマホのアプリを使っての取引となります。
楽天ウォレットの使い勝手をご紹介
WorldSpectrumによるPixabayからの画像
私が取引している金融資産として、個別株や投資信託、FXなどがあります。
そして 昨年から仮想通貨取引を始めました。
仮想通貨バブルと呼ばれた2017年。
私はFXをしていました。
当時から仮想通貨の存在は知っていたものの、まだまだ認知度が低く、怪しいイメージで手を付けていなかったです。
しかし昨年、楽天でも提供されている事を知り、楽天ユーザーだった私は、実際に取引してみようと口座を開設しました。
実際に使ってみて感じた事をご紹介していきます。
楽天会員は口座開設が早すぎる!
まず驚いたのが、 口座開設のスピーディーさです。
理由としては、楽天会員だった事と、楽天銀行口座を所持していた事があげられます。
通常、口座を開設する時には、本人確認が必要です。
しかし、 楽天ウォレットと楽天銀行を連携させる事で、個人情報入力といった、本人確認の手間を省く事ができました。
ちなみに楽天銀行に口座を持っていなくても、らくらく本人確認でスムーズに口座開設ができるようです。
私の場合は、 5分もかからず登録が完了しました。
シンプルすぎる画面で見た目はすっきり
取引画面を見て感じた事は、 これが取引画面!?と疑うくらいシンプルな画面だった事です。
元々、個別株やFXをしていた為、パソコン上での取引画面だけでなく、スマホアプリでの取引画面も、いろいろと見てきました。
その中でも、圧倒的にシンプルでした。
- 良く言えば、見やすく分かりやすい。
- 悪く言えば、情報量が少なすぎる。
と言ったところです。
初めて取引する人は、何をどうすれば良いかが分からない人もたくさんいると思います。
しかし楽天ウォレットは、感覚的に操作ができ、まず間違えるという事はないと言えそうです。
楽天ポイントで取引できる
楽天経済圏の方なら、楽天ポイントの貯まりやすさは、ご存じかと思います。
その貯まったポイントをビットコインに交換する事ができます。
投資には興味あるけど、現金を投入するのはまだ抵抗がある。
こういった方へは特におすすめできます。
楽天ウォレットの場合は、わずか100ポイントからビットコインへ投資ができます。
ちなみに、日本国内で一番多くの通貨を取り扱っているコインチェックは、500円からの投資となっています。
取り扱い通貨は3種類
楽天ウォレットで取引できる仮想通貨は、3種類です。
取引対象が少ない為、悩みにくいといったメリットはありそうですが、、、
個別株投資や、FXをされている方にとっては、 物足りない感じがします。
また楽天ウォレットProの場合は、上記の通貨に加えて、
こちらの通貨も取引可能です。
ちなみに 日本国内で一番多くの取り扱い通貨を有するのは、コインチェックです。
※2021年1月現在
1月26日には、新たな通貨も取り扱いを開始する事が決まっており、合計で15通貨となる予定です。
販売所での取引に限定されている
仮想通貨を購入する、もしくは売却する方法として、2つの方法があります。
販売所で売買:取引会社から買い付ける
取引所で売買:直接、保有している人から買い付ける
しかし、楽天ウォレットの場合、 販売所での購入しかできません。
販売所で購入する場合は、現在の価格よりも高い金額で購入しなくてはいけません。
ちなみに売却レートと購入レートとの差の事をスプレッドと言います。
これが販売所に支払う実質的な手数料となります。
現在の価格 : 3178897円
購入する場合の価格 : 3335520円
その差は、約15万円です。
つまり、 ここからビットコインが15万円以上上昇して、初めてプラスの利益になるのです。
これはかなりもったいない。
チャートがシンプルすぎて分析はできない
次にチャートですが、これは値動きの結果が反映されるだけで、分析などは、ほとんどできません。
時間軸も最長で 1年間しか確認する事ができず、ローソク足などへの切り替えもできません。
テクニカル分析など全くしないユーザーや、長期で保有し続ける方向けと言えます。
逆に個別株やFXなどを普段からされている方は、やれる事が少ないです。
使って分かる楽天ウォレットをおすすめしたい人
楽天ウォレットは、楽天グループが運営する仮想通貨取引所です。
画面が見やすく、使い勝手としては投資初心者でも分かりやすいです。
特に、すでに楽天銀行をお持ちの方は、口座開設の手間がほとんどなく、かなりスムーズに始める事ができました。
日本円の入金も無料で、金額が即反映する為、すぐにでも取引を開始できます。
こんな人は要注意!おすすめしたくない人
逆に操作がシンプルすぎるといった一面もあります。
株取引やFXなど、金融資産を実際に、個人で運用している人
頻繁に売買したい方
このように、投資を実際にやり込んでいる方や、何度も取引をしたい人にはおすすめできません。
- チャート分析できない
- 現時点での評価損益が分からない
- 成行き注文しかできない
- 売買できる通貨が少なすぎる
他にも、使ってみて分かる自由度の少なさが目立ちます。
頻繁に売買を楽しみたい人にとっては、楽天ウォレットは不十分と言えそうです。
私は、ビットコインは放っておくつもりで、楽天ウォレットで保有しています。
しかし、他のアルトコインを運用する為に、コインチェックを開設しています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、楽天ウォレットを実際に使って感じた事と、おすすめできる人、おすすめできない人をご紹介しました。
楽天会員は口座開設が早すぎる!
シンプルすぎる画面で見た目はすっきり
楽天ポイントで取引できる
取り扱い通貨は3種類
販売所での取引に限定されている
チャートがシンプルすぎて分析はできない
ビットコインは、ボラティリティが大きく投資対象として躊躇する方もいます。
ちなみに3年前の私がそうでした。
しかし、余裕資金で少額でも運用しておく事で、持たざるリスク(機会損失)を回避する事ができます。
まずは、現物での取引から始めてみてはいかがでしょうか。
StartupStockPhotosによるPixabayからの画像
あなたの人生をより豊かに
それでは、こーへいでした。